2歳から、ぜん息発作予防のためにしてきたこと。漢方と西洋医学。
小児ぜん息で奮闘…お薬?漢方?どっち?
いつもは元気いっぱいの息子。2歳でぜん息疑いのため入院。自分の記録が、だれか同じような親子に役に立てばと思う。
1. 漢方に飛びつく
はじめて入院したとき、真っ先に漢方を調べた。危険な副作用もほとんどないし、長期的に体質改善するものだからこそ、より早く始めたほうがいいと思った。
ネットだけではなく、書籍や本場中国の情報まで、いろいろと調べた結果
- 麻杏甘石湯・・・発作時に(咳で眠れず、発汗と口渇傾向に)
- 小青竜湯・・・鼻水鼻づまりに(風邪をひいたときの喘息併発時に)
私自身も最初は自分で調べて買ってたけど、結局あっているのかわからなかったし、金銭的に苦しかった。
やはり、漢方に詳しい医者に、体質に合ったものを処方してもらうのが一番。
犬や猫も昔は身近にある植物の葉を食べて自分の病気を治した。葉や根を薬にしたのが漢方だ。漢方は調べれば調べるほど面白い!詳しい漢方については、また次の機会に書こうと思う。
2. ぜん息が起きやすい体質
日本から中国のブログや病院・クリニックのサイト、知恵袋のようなページまでいろいろと調べて、見えてきた結果・・・
- 体力があまり強くない
- 魚が好きで、好んで食べる
- 乳製品を好む
- 食べてもなかなか太らない
- 食べたものを体を動かすエネルギーにする変換する力が弱い
ぜん息もちが、ある程度大人になると落ち着いてくるが、壮年期になるとまたぶり返すのは、体力と身体を動かすエネルギーが不足するから。
3. 生活で気をつけたこと
- こまめな水分補給 ・・・できれば身体を冷やさない、白湯を飲ませる
- 心穏やかにすごす ・・・一緒に本をよむ、絵を描く、歌うなど
- アレルギーに気をつけた食事 ・・・意外と、サラダ油や化学調味料はよくない
- 元気なときは運動して体力づくり ・・・一日一回は雨でも、5分以上は歩く
- 最低週1回は掃除 ・・・小型でパワフルな掃除機を買って、毎日掃除
4. 発作かな?と思ったとき
- 冷静になってよく観察する
- 息が苦しそうかどうか
- 腹式呼吸でみぞおち~お腹がへこへこしているか
- 湿度を60%以上に保つ
- お湯を沸かして湿気をたく
- 無理にでも白湯を飲ませる
大丈夫かな?と思っていても、こどもにとっては大丈夫じゃなかったりするのが小児喘息。すぐ病院に連絡することが大事。
5. よく処方されるお薬の種類
予防医学に基づく漢方と対処療法の西洋医学の併用が一番安心。漢方は即効性はないため、上記の薬が処方済みなら万一の時は飲ませよう。
西洋のお薬は副作用が出る場合があるので、必ず医師の指示の通りにすること。
おいおいまた、漢方についてや、ぜん息の原因について書こうと思う。